チビ(5歳)が『ドラえもん』にはまったのは4歳のころ。
そのとき、本屋で見かけたドラえもん特集のマンガ(コロコロコミックが全部『ドラえもん』のお話になったようなもの。お得感ある!)を離しませんでした。
「漢字もあるし、まだ読めないのに……」と思いつつ、「まあ、いつか読むだろう」としぶしぶ購入したのでした。
買ったときは絵をパラパラと眺めるだけだったのですが、そのうち「読んで!」とリクエスト。
マンガを読むのはちょっとしんどく及び腰になるわたしに業を煮やし、このごろは自分で読むようになってきました。
ひらがなとカタカナはマスターしたので、たどたどしいながら、なんとか読めるもよう。
漢字にはだいたいふりがながふってあるものの、一、二、三……などの漢数字にはありません。そのため、読めない字がでてくるたび、「なんて書いてるん~?」と尋ねながら。
チビが音読しているのを隣でよくよく聞いていると、ストーリーがよくわからない。
「ん?」とのぞき込むと、「次こっち?」とチビ。
そこでハッ! チビはマンガのコマの進み方を知らないんだった!!
右から左に読んでいくことを教えながら、チビにマンガの読み方をチビに教える日がくるなんてなあ、としみじみしました。
今は音読しているけれど、そのうち黙々と読むようになるんだろうな。
絵本よりもマンガを好むのはよいかどうかわからないけど、なんといっても世界に誇るジャパンカルチャー。おもしろいのは間違いないし、読みたい気持ちもとめられません。
それに……読む練習にもなるし、漢字も少し覚えるかも?と淡い期待を抱くママなのでした。