住宅展示場に行ったときのこと、
夏休みのこども用のイベントで、カブトムシとクワガタがプレゼントに用意されていました。
最初はチビをうまくごまかして辞退したものの、ほかのこどもたちがもらうのを見たチビはやっぱり
「ボクもほしい」
結局すったもんだの挙句、きちんとお世話することを条件に、ありがたくもらうことに。
帰り道にさっそく飼育セットを買いにホームセンターに行ったのでした。
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名前は「カブちゃん」(チビが命名)
生まれて初めて飼うペット(?)に、チビは張り切って、霧吹きしたり、ゼリーをあげたり、お世話に勤しんでいます。
カブちゃんは、わたしが朝起きて窓を開けると、ゴソゴソ寝支度を始めます。
そのとき飛び立とうとして、小さなケースの壁にぶつかってひっくり返って、もがもが。何回もその動きを繰り返します。
その姿があんまり気の毒だったので、自然に放してあげたくなりました。
だけど、チビに言ったら
「ボク、ちゃんとお世話してるのに!」
と大激怒。
確かに、約束どおりにチビはちゃんとお世話しているだけに、強くは言えず……。
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チビも、もがくカブちゃんの姿を見たら納得すると思うのだけど、
悲しいかな、カブトムシは夜行性。日中はほとんど土の中に潜っています。
そのため、チビがカブちゃんが動くところを目にする機会はほとんどなく……。
うーん、どうしたものか?
もう少ししたら、チビも気がすむ?
また折を見て話してみようと思うけど、うまく説得できるかしら。
この夏の懸案事項です。