午前中は習い始めたプールのレッスン、午後からは従兄弟たちと公園でお花見。
一日中たっぷり遊んだ週末の夜のこと。
いつもはなかなか寝付かないチビ(5歳)もさすがに早く寝入ったかと思ったら、暗い中でボソッと
「ママがいつも聞くこと、今日は言わないね」
わたしは寝ぼけながらも、なんのことかとたずねると
「“たん”がつく言葉。タンバリンとかじゃないで」
わたしがよくチビに聞くとことといえば
「元気?」
「いいうんち、でた?」
「楽しかった?」
だけど、“たん”? たん、たん、たん??
ぜんぜん思いつかない……
なかなか思いあたらないわたしに業を煮やしたチビは
「正解は、今日は何し“たん”?でしたー」
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「今日は尋ねなくても、ずっと一緒にいて何をしたか知っているからね」
と答えると、チビはニコニコ。
プールのレッスンのときも
「ちゃんと2階から見ておいてね」
と念を押していました。
レッスン中、チビはときどきこちらを見上げて小さく手を振ってくれます。
そんなチビにちゃんと応えたく、プールにいるチビからちっとも目がはなせません。
ただ見てもらえているだけで、安心で満足なんだろうと思います。
保育園通いで、ふだん離れている時間が多いからこそ、余計にうれしいのかも?
わたしにとっても、チビと過ごす休日は貴重な時間です。
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年長組になり、身長も体重もぐっと増えたチビ。
そういえば、夫も「チビを肩車できるのはあと少しだなあ」と頭をかいていました。
方向音痴のわたしの手を引っ張ってくれたり、荷物を持ってくれたり。
小さかったチビがぐっと頼もしくなってきました。
手を貸すことより、見守ることが大事な段階に少しずつ移行してきているのかもしれません。