引っ越しの準備や仕事がたてこんで、美容院に行くタイミングを逃し続けていました。
あまりにも髪がうっとおしくてもう我慢できない! 仕事帰りに寄ることを計画することに。
チビ(6歳)の保育が延長になるので、あらかじめことわりを入れると
「夕方のおやつ食べれる〜♪」
とうれしそう。
心おきなく美容院に行くことにしました。
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だけど……
チビのことだから、わたしが美容院に行くことを保育園のみんなに吹聴するにちがいない!
仕事以外で保育を延長することのないよう、チビの園からいつも注意されています。
そこでチビに
「ママが美容院に行くってこと、内緒にしといて」
こんなお願いを子どもにするのはどうかと思いつつも、頼んでみました。
案の定チビはきょとんとして「なんで?」
お仕事以外に遅くなってはいけないことを話すとチビは
「お仕事の飲み会やったらいいん?」
と聞くので、
「遊びの飲み会はダメだけど、お仕事のうちの飲み会やったらいいのかな?
でも飲み会は保育園の閉園時間(19時半)よりだいたい遅くなるから、やっぱり延長であっても保育園にいるのはムリだな〜」
とかなんとか、朝の車で話していました。
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「チビくん、今日はママ飲み会だって言ってましたよ〜」
こっそり美容院に行ってからチビを迎えにいったら、先生が笑いながら。続けて
「飲み会だったらこんなに早く迎えにこれないよ?と言ったら、チビくんは『早い時間から始まる飲み会やねん!』て。
ほんと大人の会話みたいですよね。アハハハハ」
もうチビったら〜!!
そう思いつつ、苦笑いしながら先生の話に合わせておきました。
後からチビに「ママは飲み会と言ったの?」と聞いてみたら
「ギリギリセーフやった!」
なにがセーフだ?と思ったものの、整頓して考えてみると……
仕事のうちの飲み会なら保育の延長してもいいかも?とわたしが話していた
↓
だったらママは「今日(仕事のうちの)飲み会」ということにした
↓
だけど、先生から思わぬつっこみ(飲み会ならもっと遅くなるはず)が入ってしまった
↓
チビはとっさに「早い時間から始まる飲み会」だと言い逃れた
飲み会だといううそがばれそうだったけど、「ギリギリセーフ」でばれなかったというわけです。
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うそをつくこと、さらにばれそうになったことにも、チビはドキドキとしたと思います。
どう説明したらいいのかきちんと伝えず、子どもにうそをつかせてしまったことは、やっぱり良くなかったなあ……
そう反省すると同時に、
とっさに言い逃れるなんて、なかなか機転がきくもんだ、とちょっと感心したりして。