救急診療所でもらった痛み止めを飲んでから、チビはすやすや眠りにつきました。
そして翌朝、チビの顔を見ると、両頬あたりがぷっくり!!
救急診療所の当番だった内科の先生は「小児科よりも耳鼻科で診てもらったほうがいい」と言っていたので、だいぶ前に一度だけお世話になった耳鼻科へ。すると先生は
「おたふく風邪の可能性はあるけど、断言はできないな〜。正直小児科の先生のほうが慣れているし、予防接種した病院へ行ったほうが……」
専門外(?)のようでなんだか要領を得ない。
会計待ちの間にすぐにかかりつけの小児科に電話すると、いつも混んでいるのにすぐに予約が取れてラッキー! その足で小児科へ行きました。すると医師は
「おたふく風邪の免疫が下がっているのかもしれません」
いちおう血液検査してもらいました。
そしておたふく風邪の可能性があるため5日間の登園禁止に。
おたふく風邪は髄膜炎や難聴なども引き起こすこわい病気です。
説明してくれた看護師さんによると、難聴になると治らないし、2000人にひとりと言われていたけど、この頃は増えて700人にひとりぐらいで起こっているとか……。
そして5日間。チビの両頬の腫れは翌日にはひき、発熱もないまま。注意して観察するものの難聴の気配もなく、いつも通りの様子でした。
予防接種のおかげで重篤化しなかったのかも?
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明日から久しぶりに登園!
本人も楽しみにしていたのに、その日の夜中またチビは泣きながら
「ほっぺが痛い〜! 痛いのきらい〜!!」
今度は左がわだけがはれました。
そして翌朝、再び小児科へ。
先生はもくもくと、エコーを取り出しました。初めて見る機械に「あれ、なに!?」と泣いて怖がるチビ。わたしは怖がらないように気の利いた答えをと思うものの
「えっと……ロボット」
向こう側にいた看護師さんがフッと笑ったのが見えました。
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エコーの結果、うみなどたまっていることはなく、診断はウイルス性の耳下腺炎。
「まあ、風邪みたいなもの。腫れがひいたら登園してもいいですよ」
おたふく風邪の悪化ではなく、再び5日間の登園禁止もなく、ほっ。
そして週明け。チビは9日ぶりに意気揚々と保育園に登園したのでした。
こうしてチビのおたふく風邪騒動が無事に終焉しました。
結局本当におたふく風邪だったのかどうかは??
だけど唾液腺まわりは夫もわたしも病気になったのとがあるので、チビも似てしまったのかも……。
今後も首まわりは要注意、心の中にメモしておかないと。