7歳。公文をがんばるためのお守り

チビ(7歳)は3歳のときから公文を始めました。
毎日のプリントは楽しいよりも、するのが大変。励ましたり、叱ったり、なだめたり、二人三脚でなんとか続けています。

このごろは、算数では九九を覚える段階。
5の段まではわりとスイスイ覚えたけれど、数が大きくなるとややこしいのか、なかなか完ぺきに覚えることができず、がんばり中です。

◼️

あるとき、九九が嫌になったチビは

「もう、くもん、やめたい」

たとえ公文をやめたとしても、九九から逃れることはできないんだけどなぁ、と思いながら、わたしも小学生のとき、九九をなかなか覚えられず大変だった記憶がよみがえりました。弱音を吐くチビの気持ちもわかります。

チビは弱気モードですねていましたが、夫に叱られて、なんとかやる気を取り戻したのでした。
そのあとしばらくしてから、チビは

「ボクがくもんを続けてられているのは、ねーねーのスヌーピーがあるからやと思うねん」

◼️

「ねーねーのスヌーピー」とは、同じように公文っこであるチビの従姉妹のお姉ちゃんが譲ってくれたスヌーピーのバッジのこと。

今は高校生になり、「やっててよかった、公文式」をリアルに体験した姪も、小さなときは公文をやらない、やりたくないで、姉からかなり叱られていました。
そんな姪が、チビが公文を始めて間もないころ、「チビもくもんがんばれ!」と応援する気持ちを込めて、チビの公文バッグにつけてくれたのでした。

それからずっとそのバッジをつけたままではあるけれど、もらったのはチビがまだ3、4歳のずいぶん前のこと。ふだんは特に気にしている様子はないけど、スヌーピーが目に留まるたび、励まされる気持ちになっていたのかな?
チビがしっかり覚えていること、さらに心の支えになっていとは驚きです。

姪のやさしさに感謝しつつ、チビの本人の自信を取り戻すべく

「ねーねーのスヌーピーは確かにパワーをくれるけど、がんばったのはチビ自身だよ!」

しょげるチビをなぐさめました。
こういうことも乗り越えながら、粛粛と毎日のプリントを積み重ねていくのみ。
先は長いなあ。

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