わが家にお仏壇がお引っ越ししてきて2ヵ月ほどが経ちました。
実家にもお仏壇はありましたが、わたしは時々拝むぐらいで、どのようにお世話?お手入れ?していたのかはよく知りませんでした。
性根入れのお参りしていただいたご住職さんによると
時々はお花を飾るように。お正月やお盆は正式に対で飾るのがよいけども、ふだんはひとつで大丈夫。
毎日でなくていいけども、お米を炊いたときにはお供えを。
ごはんを炊いたときのお供え係をチビ(8歳)にお願いしています。
あと、おさがりはご利益があるような気がするので、お菓子もときどきお供えしています。
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こないだご近所の方からいただいたお菓子のプチギフトを「お仏壇にお供えしたら」とチビに手渡しました。
翌日、お花の水をかえるのに、お仏壇を見てみると、チビがお供えしたプチギフトはくるりと反対向きに置かれていました。
間違えて置いたのだと思い笑ったところで、はっとしました。
きっとチビはご先祖様にお供えするから、ご先祖様から見て正面になるように置いたに違いありません。
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お供えのお花も、ごはんをよそうお茶碗も、拝む人からきれいに見えるように配置します。
それが正しいし、あたりまえにしていたけれど、ご先祖さまにとってはおしりを向けているととらえられるようにも思います。
「ご先祖さまのため」ならチビの方法が正しいような……?
お仏壇に向かったときにきれいに見える配置は、ご供養は「お参りする人のため」のものということなのかも……
チビのなにげないふるまいに、今まで思ってもみなかったことに気づかされました。
子どもの視点っておもしろいなあ。
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