今年もまた入園式の季節が近づいてきました。
うちのチビは0歳11ヶ月で保育園に入園。生後2ヶ月ごろから完全母乳になり、まだまだ頻回授乳のころでした。日中の授乳がなくなるのが一番の心配で、2月ごろから昼間の授乳をなるべくひかえるように。チビの気がそれるように外出するようにしましたが、それでも日中の授乳は1~2回のまま、とうとう4月を迎えました。
さいわい離乳食はまずまず順調に進んでいたし、冷凍母乳で園に対応いただくことに。そのために必要だったのは……
1.搾乳器
ほんとうに文明の利器!!わたしの授乳ライフの救世主です。
2.母乳パック
会社で搾乳して冷蔵庫で一時保存。持ち帰り時に入れる保冷剤と保冷バッグも一緒に用意しました。
3.冷凍母乳を飲むツール
……これが問題!!
「慣れたものを持参」とのことでしたが、チビはまだコップはもちろんストローマグも上手に使えず、水分補給はおっぱいのみでした。入園前の面談で相談したところ、「哺乳びんを試してみてください」と先生。
うん?哺乳びん?
同じくらいの月齢のお友だちはみんなストローマグの練習をしている今、哺乳びんの練習……?
上手にたっちできるようになった今、哺乳びんの練習……?
逆戻り感になんだかしっくりこず、二の足を踏んでいるうちに見つけたのが……
ピジョンのマグマグ コップカップ
コップ飲みのトレーニングができるマグです。飲み口がこぼれにくい形で、つまみで中身の出る量を調節できるというシロモノ。
さっそく練習したところ、うまい具合に出る量を調節できず、口のよこからドバーッとこぼれることしばしば。だけど少しは飲めているみたい……ええい、これだ!と「これでお願いします」と保育園の先生に渡しました。
先生はあまり見慣れなかったようで、ちょっと半信半疑(に見えた)ながらも、にこやかに受け取ってくださいました。なんでも園によってはスプーンで飲ませてくれるところもあるとか。
そして慣らし保育が終わり、ひと月ほど経った6月のある日、先生から「チビくんはあまり冷凍母乳を飲まない(というか飲めない?)で過ごせているので、もう持ってこなくていいですよ」のお言葉。園で出してくれるお茶や牛乳についてはコップの練習をしてくれていたので、マグマグコップカップはお役御免となりました。
今思うとそんなにむきにならなくても、チビがご機嫌に過ごせるなら哺乳びんでもよかったようにも思いますが……「はえば立て、立てば歩めの親心」とはほんとうによく言ったもんです。