うちの近くには神社があります。
毎日保育園に行くときに前を通り、チビのお宮参りや七五三、初詣でもお世話になっている、行きつけの神社です。
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今年はお正月のしめ縄を飾ったまま、うっかりしているうちに、神社のどんど焼きが終わってしまいました。
ふと見渡せば、近所のどの家にももうしめ縄はなく、うちも慌てて外すことに。
日曜日、取り外したしめ縄が気になるので、チビ(5歳)を連れて、いつもの神社へ散歩がてら行くことにしました。
参拝に来ている人もチラホラいるものの、
初詣のときは大混雑していた境内も、いつも通りの静けさを取り戻してしました。
「鬼ごっこしよっ!」
着くなり、そう目を輝かせるチビを横目に、まずはしめ縄を納めに行きました。
長く続く階段も、チビは軽快に上り下り。
ひと息ついたら、持参したみかんをリュックから取り出したチビ。
「外みかんは、サイコーやなっ」と言いながら、ふたりで分けあって境内で食べました。
チビは食べ終わったみかんの皮を見て、
「(おいたままにしたら)あかんで。神さまに怒られるで」
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チビから自然とそういった言葉がでるのは、神社がふだんの暮らしの一部になっているからかも?
うちは特に信仰深いわけではないし、近所に神社があるのも偶然のことだけど、
神社が暮らしの身近にあるのは、よいことだなあ、としみじみ思えたできごとでした。