夜、チビ(6歳)が寝つくまでのゴロゴロタイム。
楽しい気持ちで1日を終えてほしいので、「今日楽しかったこと」をいつもチビに尋ねていました。
すると、ある夜チビが
「今日楽しかったことを、(ボクだけじゃなくて)ひとりずつ言っていこう!」
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「じゃ、ママから。ボクのことはあかんで」
チビに指名され、なにが楽しかったか1日を振り返ってみたところ、
チビのこと(チビと交わした会話や、チビが楽しかったのがうれしい、とか)が却下となると
……なにも思いつかない
一生懸命ひねり出そうとするものの、一切なにもないことに愕然。
朝はバタバタ用意して出かけて、仕事は早く終わらせるために集中。(業務連絡以外、誰とも会話なし)
帰宅後もバタバタ、時間に追われるようにしてベッドにたどり着きました。
チビと離れている時間は、ざっと9時間もあるのに。
さらに家でもテレビを見たりの娯楽もないし、本当になんにもない。
うなっているわたしを見て、チビは
「なんでもいいんやで!すごく楽しかったことじゃなくても、ちょっと楽しかっただけでもいいから」
チビにそう励まされ、なんとか苦肉のショボい回答をしたのでした。(なんと答えたかは忘れた)
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チビのこの質問により、
チビのかかわること以外に、楽しいことがなにもない1日があることに気づきました。
さらにそのことにちっとも気づいていなかった自分にショック。
そういう日があってもいいけど、多くの日がそれじゃ、なんのために生きているのか。
なんておもしろみがないのか。
ちょっとしたことでもいいから、
毎日なんかしらの「楽しいこと」を見つけるようにしよう、作ろう、と心に決めるのでした。
忙しくしてる間に、本当に楽しいと感じる「心を亡くして」いるのかも?
気をつけないと。