週末、チビ(5歳)が家でゴロゴロ。
あまりにも体力をもてあましているので、一念発起。ようやく重い腰をあげて、スイミングの1日体験に行ってみることにしました。
チビは水泳については、チビはあまり自信がないのか、あまり乗り気ではありませんでした。
本人の希望は、柔道、体操、サッカー。
やってみたいことをやらせてあげたいと思いつつも、
柔道はけがをしやすいことから却下。
サッカーは、4月から地域のサッカークラブに入る予定。
体操は近所によいスクールが見当たらず……
水泳はいつかは習得したいもののひとつです。そこで
「試しにいっかい、行ってみるだけ。いやならそれ以降は行かない」
と約束し、チビを引っ張っていってみることにしました。
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スポーツクラブに到着すると、活気のある雰囲気に、チビはほっぺを紅潮させてわくわくしている様子。
わたしも初めて行く施設なので、ふたりで迷いながら、案内にしたがって進みました。
チビは
「ママ、あっち!あっち!」
と、がぜんはりきりモードに。
更衣室で同じコースを体験する女の子と一緒になりました。チビはいつもの調子で
「なんさい?」
「おなまえは?」
と積極的に話しかけていました。
(これまたいつもの通り、スルーされていましたが…… )
準備体操が終わると、保護者はひとつ上の階のギャラリーへ。ガラスごしに見守ります。
チビには「困ったことやおしっこしたくなったら、コーチにちゃんと言うように」としっかり伝えてバイバイしました。
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チビは人見知りがないのでコーチやほかのお友だちに萎縮したり、
夏場は毎日保育園でプールなので、水を怖がる心配は特にしていませんでした。
とはいえ……水にまだ顔をつけられないチビ。
それもスイミングにあまり乗り気でなかった理由のひとつかと思われます。
同じ体験にきていた、先の女の子は顔をつけられるそう。
みんな、水に顔をつけられるのがあたりまえ?とわたしは少し心配になってきました。
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いよいよレッスンの時間。
腕に「風船」をつけ、前の子の腰を持ちながらみんなでつながって登場しました。
チビは、遠目からも、うれしそうな顔。
最初は座ってバタ足、次はうつ伏せでバタ足。
そのうちに、プールの中の台を歩いたり、バタ足で泳いだり。
チビは顔はつけずに、なんとか乗り切っていました。
終わってからのコーチの話によると、
「チビくんは、歩いていいよ、と言っても、自分から『泳いでみる!』ととっても意欲的でした」
ニコニコ満面の笑みで戻ってきたチビは
「また、やりたい!!明日も来たいくらい!」
その言葉にさっそく入会の申し込みをしたのでした。
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その夜から、チビは自らお風呂で顔をつける練習を始めました。
今までに挑戦した時は、顔をつけるのはほんの一瞬だけでした。
だけど、コナミで刺激を受けたのか、コツをつかんだのか、あっという間に20秒以上、顔を水につけられるようになってびっくりです。
やる気に勝るものはなし?
本当にちゃんと続くかはわからないけど、チビの世界がまたひとつ広がったような気がします。
もっと早く連れてきてあげればよかったなあ。