ていねいな暮らし
とても素敵な響きです。
素朴で手間をかけたごはん
行き届いたお掃除
季節の花のお手入れ
「ていねいな暮らし」にはついあこがれてしまうけど、
会社で働き、小さな子どもを育てるバタバタの毎日ではとても無理。
それができないからといってダメなわけでも、
手抜きしているわけでもないってことを、
最近思うようになってきました。
野菜の切り方がへたくそでも
シーツを洗い忘れていても
多少ほこりがたまっていても
1日1日、みんな元気でちゃんと生きているだけですごいこと。(サバイバル?)
家事の細部に力を入れる価値観よりも、
家族で遊びにいったり、本を読んだり、のんびり昼寝したり、
そういうことのほうが貴重で、大切なように思えます。
これらは「ていねいな暮らし」とくらべることではないかもしれないけれど、
どれも、日常のなかに同時に存在すること。
家事をするようになってもうすぐ10年。
「ていねいな暮らし」という幻想はそろそろ捨てて、
今の暮らしに自信をもったらいいのかもな。
以前にもこんな日記を書いていました「丁寧に暮らす、ということ」
ただあきらめた、開き直っただけな感もあるけれど、
そうではなくて、素直にこう思うこのごろです。