夜寝るとき、まくらもとの窓を開けたままにしておきたいチビ(5歳)。
暑がりなこともあるけれど、街灯や家の明かり、月明かりに安心するようです。
とはいえ、寒くなってくると、ひと晩中開けたままだと、チビもわたしも風邪をひいてしまいそう。
そのためこのごろはチビが寝入ってから、窓を閉めるようにしています。
窓を閉めないままチビと一緒に寝てしまった夜、寒くて夜中に目が覚めました。
寝ぼけながら窓を閉めようとすると、
目の前に星が広がってキラキラ。
夜中の空は、寝る前とは違った景色。たくさんの星がまたたいていて、それはそれはきれいでした。
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翌日、チビにその話をすると
「おれも見たいから、次は起こして」
そしてまた窓を閉め忘れて寝てしまった夜、同じように夜中に目を覚ますと、その夜もとてもきれいに星がでていました。
チビを起こすなんてとんでもない真夜中のこと。
気持ち良さそうに眠るチビの姿を確かめるだけにしました。
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次の日、何気なくチビにその話しをしたら、チビは予想外に怒って大泣き。
そんなに怒るとは思いもよらず、わたしはたじたじ。
どうしても自分も見たかったと、起こさなかったことを怒っているチビに「次は絶対!」と約束したのでした。
(たぶん夜中に起こすことないけれど……)
そして、落ち着いてから
「街の明かり、消えてた?」
星に気を取られて、街の明かりは見ていませんでした。そう話すと、チビは
「それが、だいじやったのに」
と不服そう。よくわからないけど、
アニメ「おさるのジョージ」の停電の夜のお話を思い出しているのかしら?
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星や月を眺めるのが好きなチビ。
6歳のお誕生日は半年も先なのに、もうプレゼントに、天体望遠鏡をリクエストしています。
せっかくだから、ちょっと奮発しちゃおうかな。