チビがとても大切にしていた、保育園の卒園記念にもらったグラスを割ってしまいました。
洗うときに、つるっと手がすべりバリーンッ!
チビは状況を理解した途端、ウワーン!!と大泣き。嗚咽しながら
「保育園の……ひとつしかないのに……」
わたしはすぐにチビにかけより、謝罪するばかりでした。チビは激しく泣きながらも、わたしが謝るたび
「いいよ」「いいよ」
まったく非難することなく、泣きながら許してくれるのでした。
腹も立つだろうに、どうして寛大にもすぐに「いいよ」と言えるのか。
わたしは謝りながらも不思議になり、チビに尋ねてみると
「だってママが好きやから」
◼️
もう少し注意していたなら……
あのとき洗わずにほおっておいたら……
割ってしまったことが悔やまれ、反省すると同時に、
チビの言葉に、許すということの根本は単に相手のことが好きがどうかという問題なのもしれない、となんだか哲学的(?)な思いを巡らせることに。
グラスは割れてもなおおいて置きたいというチビ。その想いにこたえて、接着剤でくっつけて飾ることにしようと思います。
はあ、自分のどんくささが恨めしい……。
ごめんね、チビ。
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