もう5歳とはいえ、まだまだ甘えん坊のうちのチビ。
いまだに寝る前や、落ち着きたいときには、わたしのおなかやおっぱいをさわさわしてきます。
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「新しい赤ちゃんがきたら、ママのおっぱい、またでる?」
ある晩、チビがいつものようにさわさわしながら尋ねてきました。
まさか自分が飲むつもり!?と思いつつ、最近はすっかり2人目をあきらめモードだったので、この質問にハッとしました。
「ボク、いもうとがほしいねん」
と続けるチビに、いい機会かもしれないと思い、うちにはもう赤ちゃんはこないかもしれないことを伝えました。
するとチビは
「同じクラスのRくんにも妹がいるし、Yくんにも……!ボクもほしい〜!!」
とぐすんぐすんと大泣き。
チビには従兄弟や従姉妹がいると、いくらなぐさめても
「毎日会えるわけじゃないやん」
確かにチビの言う通り。
何も言うことができず、ただだたなぐさめるばかりでした。
チビはきっといいお兄ちゃんになると思うので、わたしまで悲しくなってしまいました。
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自分が病気してからよけいに妊娠、出産はほんとうすごいことだとしみじみ思います。
それは、自分でもチビを生めたことが信じられないほど。 チビがおなかにやって来て、生まれてきてくれたことは本当に奇跡だな。
そして、チビがなんで弟ではなく、妹がほしいかというと
「だって、男の子は暴れるから」
自分のことは棚にあげまくりです。
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