「すべての子どもは天才になれる、親の行動で。」
(著者 Toru Funatsu ダイヤモンド社 2018年)
という本を読みました。
夫はこの本のタイトルをみて
「チビ(6歳)も大変やな」
と苦笑いしていましたが、
具体的なメソッドが書かれていたり、まさにこれからの時代に合っている教育など、とても興味深かったです。
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なかでも印象に残ったのは習い事について。
習い事は弱みを補うのではなく、強みをもっと伸ばすためにすること
子どもが楽しくないと伸びない。初めてのことを始めるときも、親がまず得意にさせて、自信を持たせてから始めることがおすすめされていました。
なるほどです。
学校や習い事任せにしないで、親がサポートすることが大切
これはヒシヒシと感じていたこと。
公文は毎日学習なので、教室よりもむしろ家でのプリントがメイン。ほおっておいて、チビ(6歳)が自らやることはありません。
小学校は4月からですが、同じことなんだろうな。
チビは公文をいやがっているけど、学校に通い始めた時、「公文のおかげでボクはできる」と自信になって、やる意義を感じるようにもっていけたらいいのだけど。
公文のほかに、チビの習い事はスイミングとサッカー。
スイミングは個人競技なのでわりと自分ペースで順調に上達しつつあるし、チビも気に入っているのでいいとして……
サッカーについては、チビはあまり活躍できません。
コーチにとっては、チビはたくさんいる子どものうちの1人。チビのできないことを特に気にすることもなく……。
本当にうまくなりたいなら家でもきちんと練習する必要がありそうです。
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もともとサッカーを始めた目的は、小学校の場所に慣れることと、体力づくり。
(練習場所がたまたま通う予定の小学校だった)
本人もあまり乗り気ではないときもあるものの、行くと同じ年ごろのみんなでわいわいするのは楽しいよう。
そのため本当にやりたいのかと改めて問うと
「やめたくない」
件の本には、子どもに少しでもやりたい気持ちがあるなら絶対にやめさせないこと、とありました。
習い事をやめることは失敗体験になってしまい、何事も「自分にはどうせできない」と思えてしまう原因になるとか。
安易にやめさせて、チビをそんな気持ちにさせるのは絶対に避けたいものです。
習い事を始めるのは簡単だけど、やめるときは慎重さが必要そうです。
1番の理想はずっと続けて極めることだけど、 時間や生活スタイルの兼ね合いから難しいこともあると思います。
そうなると、あらかじめ自分なりのゴールを決めて、そこまで達成したらやめる、というのが理想かな?
本には、親が勝手に始めさせた習い事をやめるときは、それは子どものせいではなく、親の失態であり、子どもにちゃんと謝るように書かれていました。
ちょっと身につまされるなあ。