チビ(5歳)の通う保育園では「保育参観」ではなく、「保育参加」に年に1回、参加できます。
毎月開催日があり、参加可能人数は3名くらい。4月にどの月にするか、申し込みます。
先の予定がわからないので、毎年なんとなく秋頃の参加日に申し込んでいましたが、
今年は「保育園のプールでどんな風に遊んでいるのかみたい!」という長年の願いをかなえるべく、8月に参加することにしました。
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朝の会は遊戯室で、全クラス合同で行われました。
他のクラスの保育参加の保護者もたくさんいて、子どもたちが体操したり、歌っているのを、みんな後ろから遠巻きに見ていました。
わたしも他のママやお父さんと同じように後ろに下がろうとすると、チビは頑として「だめ! ママはボクの隣」
まったく離してくれず、子どもたちに混じって一緒に体操するはめに。
保育「参加」だから一緒に参加するのが正しい姿とはいえ、少し恥ずかしかったです。トホホ。
朝の会が終わったら、クラスに戻って製作タイム「アイスクリームづくり」。
前もってチビがわたしの分の土台も仕込んでくれていて、一緒にキラキラの折り紙を切って、ぺたぺたトッピング。
チビがあれこれ教えてくれて、一緒に作業するのは楽しいひとときでした。
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そして……次はお待ちかねのプールタイム。
「ママもプールに一緒に入るんやで。(7月の保育参加に来ていた)Kくんのママも入ってた」
と保育参加前にチビが言うので、(え、水着になるのか!?)とうろたえましたが、
やっぱりでたらめでした。ほっ。
子どもたちがどうやってプールの準備をするのか眺めていると、それはそれは慣れたもの。
各々のプールバッグをとりにくいと、ひとりで水着に着替えて、ラップタオルをかぶって、プールスタイルに。
脱いだ服はビニール袋に入れて、プールの後に着る服は、ちゃーんとたたんでいすの上。
さすが年中組さんです。
カックン体操を終えたら、並んでプールへ行きました。
シャワーを浴びたら、ひとりずつ「おしり消毒」を10秒間。
そしてプールにそろ〜と入ったら、先生が笛をピーッ!
みんなでくるくる回って歩いたり、おもちゃで遊んだり。
ぜんぶで20分くらい?
プールに入る時間より、その前後の時間のほうが長いけど、それでもみんな大満喫なのでした。
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給食タイムはみんなでおしゃべりしながら。
ひとりの子が「ボクとイオンのゲームセンター行きたいひとー?」と言うと、
まわりの子どもたちの手が次々にあがり、「はーい」「はーい」「ボクもー」。
そしてその子が「はい、1、2、3・・・」とあがった手を数えます。
みんな律儀に手をあげていて、見逃されると「○○くんも手をあげてるで!」と注意するくらい。
手を挙げたからといって特に実現するわけでもなさそうだけど、数に入れられることで安心なのか?
チビは「ほら、ママも(手を)あげて!」と言うので、わたしも一緒に「はーい」と手をあげると、
「ママのことも、ちゃんと数えてよ!」
とちゃんとアピールしてくれました。
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今年は昨年の保育参加での失敗(詳しくはこちら「保育参加。子どもとママのちょっと複雑な気落ち」)をふまえて、できるだけチビに集中して遊びました。
その甲斐もあってか、終始チビがご機嫌でヨカッタヨカッタ。
だけど……、帰り道に荷物を持つ、持たないで、チビと大げんか。
保育参加はうまくいったけど、やっぱり一筋縄ではいかないもんだな。
やれやれ。