共働き、共家事、共育児について

ひとりで仕事も家事も育児も、ぜんぶしようと思うと、時間や労力が足りない。
だから、共働きするためには、仕事を専業にしていた方も家事や子育てを担って「兼業」する必要がある。
共働きをしようと思うと、物理的にそういう結論になるように思います。

仕事専業、主婦専業と分担するのと、共働きとどっちが効率的なのかしら?
専業だと、お互いの役割がわかりやすいけど共働きだとそうもいきません。

前にネットの記事で

収入の比率に合わせて、家事・育児分担の量を決めるべき

と書いている人がありました。
たとえば、収入が夫:妻で6:4なら、家事分担は夫:妻で4:6に、というわけです。

だけど、それって時間に対する報酬がまったく同じ場合に限られるのでは……と疑問になりました。
極端な話、たとえば同じ8時間で、10万円稼ぐ夫と、5万円稼ぐ妻だとしたら、同じ時間働いていても、妻は倍の家事・育児をしなければならないことになります。
それってちょっと無理がない?

現実的に、妻にも甲斐性がないと、兼業する夫が納得しづらい気持ちもわかるけど……
(そういえば、稼ぎのいい女友達の夫さんは家事や育児にものすごく協力的です。甲斐性があると説得力ある!)

結局、ひとりひとりに時間は平等で、同じふたりの財布。
稼げる方がより多く働くのが経済的には効率がいいけど、どのみち夫婦ふたりの16時間を費やして15万円稼いでいると考えるのが本当なような気がします。

時間に、労力に、収入に、ストレス
共働きは、いろいろな要素のバランスをとることが、大切で、むずかしい。

共働きは、女性の社会進出!みたいな雰囲気だけど、
同時に、男性の家庭進出でもあるわけで・・・

子育てだけでなく仕事をする妻、より
仕事だけでなく子育てをする夫、のほうが、
実は、とても楽しいように思えるのだけど、どうかしら?

家事がめんどうなのは、まあお互いさまとして。

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